2013年F1第12戦イタリアGPの公式予選は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが全セッションでトップタイムを記録し、今シーズン4回目となるポールポジションを獲得した。

 今年のヨーロッパラウンドを締めくくるモンツァでのイタリアGPは、7日(現地時間)14時から決勝のグリッドを決める公式予選が行われた。ノックアウト方式で進められる予選では、セカンドラウンドのQ2で4戦連続ポール中だったルイス・ハミルトンがまさかの脱落を喫したほか、キミ・ライコネンのロータスやフォース・インディアといった有力チームの多くが早々と姿を消した。

 最終ラウンドのQ3に進出したのは レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、トロロッソの各2台とメルセデスのニコ・ロズベルグ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグという10台。

 ポールポジションを決するQ3では、直前のFP3に続いてQ1、Q2でもトップタイムをマークしていたレッドブルのベッテルが最初のアタックで早くもトップに躍り出ると、2番手にもチームメイトのマーク・ウエーバーが続き、レッドブルがワンツー態勢を築く。

 一方、ティフォシの前で負けられないフェラーリは、得意の“スリップストリームラン”を駆使する作戦でまずはフェルナンド・アロンソが3番手につけるが、セッション終盤のアタック合戦になるとチームのコミュニケーションミスからアロンソが単独のアタックを強いられ、レッドブルのタイムに詰め寄ることができず。するとアロンソは、最後に渾身のアタックを決めたザウバーのニコ・ヒュルケンベルグに3番手のポジションを奪われ、さらにチームメイトのフェリペ・マッサにもタイム更新を許して5番手に沈んだ。

 実質1回目のタイムでポールを決めていたベッテルは、最後にベストタイムを更新する余裕もみせ、今シーズン4回目、通算では記念の40回目となるポールポジションを獲得。その他では、メルセデスのロズベルグが6番手。トロロッソはダニエル・リカルドが7番手に入り、マクラーレンを挟むかたちでジャン−エリック・ベルニュが10番手につけた。

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