F1第12戦ハンガリーGPのフリー走行2回目はレッドブルのセバスチャン・ベッテルが1回目に続くトップタイムをマークした。BMWザウバーの小林可夢偉は14番手、HRTの山本左近は23番手だった。
午後に入り少し曇の広がった現地ハンガロリンクは、午後2時(現地時間)からこの日2回目のフリー走行がスタート。気温23度、路面温度は31度。フォース・インディアはこのセッションからビタントニオ・リウッツィがシートに戻っている。
朝の走行でライバルを大きく引き離したレッドブル勢は午後に入っても好調をキープした。序盤から各車が積極的に周回を重ねる中、開始20分過ぎにマーク・ウエーバーが1分20秒台に入れると、直後にベッテルが1分20秒733というタイムをマークして、早くも1回目のベストタイムを上回ってくる。3、4番手にはフェラーリ勢がつけるが、レッドブル勢とはコンマ5秒差とやや遅れ、5番手ビタリー・ペトロフ以降はトップから1秒以上の遅れで、序盤からレッドブル勢の速さが際立つかたちとなった。
中盤に入ると上空から若干日差しも照り始め、路面温度は33度まで上昇してくる。依然上位を独占するレッドブル勢はセッション折り返しを前にウエーバーが1分20秒601をマーク。対するフェラーリはアロンソが自己ベストを更新して3番手に浮上するも、トップとの差はコンマ4秒となかなかライバルとのギャップを埋められない。
残り40分を切ってからは上位勢が徐々にオプションのスーパーソフトタイヤを投入してくる。するとトップのウエーバーにようやくアロンソが接近するタイムをマーク。アロンソは、タイム更新を果たしたウエーバーにコンマ1秒差と迫る1分20秒715をマークする。しかしそれもつかの間で、今度はベッテルが20秒087というタイムを出し、アロンソを再びコンマ6秒差と引き離した。アロンソはその後、自身のタイムを20秒584として2番手に浮上したが、ベッテルとは依然コンマ5秒近くの差が開いたままでセッションも終盤へと移っていった。
残り10分、初日を締めくくる走行ではロータスの一台を除く23台がコースインする。そのためコース上では各車とも前との間隔を調整しながら周回を重ねることになったが、多くは1周のアタックを行わずに1分25〜26秒台でのロングランを優先することになった。
その結果、トップのベッテルは1回目に続くトップタイムで予選に向け好スタート。フェラーリも2、4番手とレッドブルに割って入ることに成功した。またこの2強に続いたペトロフのルノーはロバート・クビカも7番手とまずまずのポジションをキープ。一方でマクラーレンとメルセデス勢は上位との差に不安を残すかたちとなった。
