セバスチャン・ベッテルが、ホームステッドで開催されたNASCARスプリントカップ最終戦を訪れた。
ベッテルは、スコット・スピードとブライアン・ビッカーズが所属するNASCARのレッドブル・レーシングチームの元を訪れると共に、元F1ドライバーのファン-パブロ・モントーヤと話をする機会も持った。
「物事の進め方とか、注意すべき問題など、このスポーツに関するアドバイスがあった」とベッテルはAP通信社に対してコメントしている。
「学ぶべきことはいつだってあるね」
NASCARに関心を持ったというベッテルだが、NASCARへの転向は簡単なことではないと認めた。
「チームを見つけようとか、資金を見つけようとか言うのは簡単なことではない。ここで受け入れられ、この世界に入り込むのはすごく難しいことだ。自分が最高のドライバーでありベストドライバーであると思ってここに来ても、皆に気に入られなければ、あっという間に自分が間違っていたことを思い知らされるだろう」
また、今年はキミ・ライコネンやロバート・クビカがラリーに出場、ベッテルもラリー・フィンランドに観客として訪れ、ラリーにも関心を示している。
「F1ドライバーの間でラリーはすごくはやっているよね」とベッテルはスイスのモータースポーツ・アクチュエルに対してコメントした。
しかし、レッドブル・レーシングは、怪我のリスクを考慮し、ベッテルに対してラリー出場への許可を出さなかったようだ。
