レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、バルセロナテスト2日目にいくつかトラブルに見舞われ、予定したプログラムをすべてこなすことができなかった。しかし彼は、信頼性については心配しておらず、マシンの感触は非常にいいと語っている。
20日の走行において、ベッテルのマシンに油圧低下が発生、調査のために走行を中断した。その後、ホイールがきちんと装着されておらず、ピットレーン出口でストップするというトラブルもあった。
しかしベッテルは84周を走り、全体の2番手タイムを記録している。
「別に深刻なトラブルではないよ。小さな問題だ」とベッテルはこの日のトラブルについて語った。
「最初は、油圧の低下が見られ、状況を確認するためにマシンを止めなければならなかった」
「その後、終盤に、ピットストップの後、ホイールがきちんと装着されていなかったようで、また止まらなければならなかった。それで赤旗を出してしまった」
「いくつか信頼性の問題が出たために、予定していた周回数はこなせなかった。でもこういうことは(開幕戦の)オーストラリアで起こるよりは今日起こった方がいい」
今週のバルセロナテストでの走行を終えたベッテルは、クルマは満足できる状態だと述べている。
「マシンにはとても満足している。バランスがよく、いいフィーリングを持っている」とベッテル。
「今朝、新品タイヤを履き、燃料を少なめにして、2回ほどショートランを走った」
「午後はまた違うことに取り組んだ。状況を読み取るのは難しい。タイヤが圧倒的に大きなファクターになっているんだ」