IZODインディカー・シリーズに今季から参戦しているサイモン・ペジナウが、先週ラスベガスのトラックでラリークロスのテストに初挑戦。将来グローバル・ラリークロス・シリーズの参戦も視野に入れているようだ。
シュミット/ハミルトンから参戦し、ルーキーながらシリーズ5位という好成績でシーズンを終えたペジナウ。28歳の彼は、シングルシーターのレース以外にもスポーツカーやフランスの国内ラリーなど幅広い選手権に参戦している。
今シーズンのグローバル・ラリークロス・シリーズを2位で終えたブライアン・ディーガンの600bhpフォード・フィエスタをテストする機会を得た後、競争力の高さを認めざるを得ないとぺジナウは話す。
「常にラリーの熱狂的なファンだったんだ。でも、アメリカではラリークロスがますます人気になっているよね。600馬力クラスのクルマで、コース全部が見渡せ、半分がだーどで半分かアスファルトのコースでレースが行われ、観客はとてもスリリングだと思っているよ」
「僕は生まれつき好奇心の強いドライバーなんだ。だからラリークロスにも興味がわいているよ。もちろんプライオリティは、自分のインディカープログラムだね。しかし、近い将来Xゲームズに参加したり、もしかしたらグローバル・ラリークロスの選手権に参加しているかもね。先週サム・シュミットと一緒に、直接訓練できる機会を得たんだ。」とペジナウ。
今年Xゲームズの協議の中で行われたグローバル・ラリークロスの模擬レースは、ラリー王者のセバスチャン・ローブが勝利し、一緒に参加したマーカス・グロンホルムは、大きなクラッシュを喫し病院に運ばれている。
