ビタリー・ペトロフのマネージャーが、ケータハムとの交渉は順調に進んではいないとコメントしたと報じられた。
ペトロフは2012年最終戦ブラジルGPで11位を獲得、それによってケータハムはランキング10位の座を確保できた。そのためケータハムはペトロフとの契約を2013年シーズンに向けて延長するのではないかと推測されていた。
ケータハムはすでにシャルル・ピックとの契約を発表、残ったシートをペトロフ、ブルーノ・セナらが争っているといわれている。
しかし13日、ペトロフのマネージャー、オクサナ・コサチェンコがロシアの通信社R-Sportに対して交渉は順調ではないと認めたと報じられた。
「今の段階で未解決の問題がたくさん存在します」とコサチェンコはコメントしている。
「解決すべき細かい問題があまりにもたくさんあるのです」
「今は待っている段階です。チームの再編成に関係しており、完全に彼ら次第で、私たちが事態を先に進めることはできません」
ロシア出身のペトロフは、母国の企業、ロシアン・ヘリコプターズ社とシブール社の支援を受けてきた。ケータハムは資金を持ち込めるドライバーを求めていると示唆しており、ドイツのメディアはペトロフが新しいスポンサーを見つけたと報じたが、コサチェンコはその報道は真実ではないと語った。
「ここまでのところ、私たちは新しいスポンサーを見つけることができずにいます」
昨年ケータハムは、ヤルノ・トゥルーリの代わりにペトロフを起用することを、開幕戦の約1カ月前の2月17日に発表している。