フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、ブラジルGPではグリッド降格ペナルティというハンディはあるが、ドライバーズ選手権9位とコンストラクターズ選手権6位を目指し、モチベーションが高まっていると述べた。
スーティルは韓国GPの47周目ターン4ででBMWザウバーの小林可夢偉と接触、避けることが可能なアクシデントを引き起こしたとしてスチュワードからブラジルGPでの5グリッド降格のペナルティを科された。
スーティルは現在ランキング11位、ルーベンス・バリチェロが同点で10位、9位のミハエル・シューマッハーとは19ポイント差だ。
また、現在フォース・インディアとウイリアムズはわずか3ポイント差でコンストラクターズ6位の座を争っている。
スーティルは、グリッド降格ペナルティを受けるけれど、諦めずに戦うと宣言している。
「ここではストレートで速いマシンが必要だが、同時にツイスティなセクションでの安定性も重要なので、いいバランスをとることがキーとなる」とスーティルはブラジルGPのサーキットについて語っている。
「スパで見たように、幸い今年の僕らのマシンはこのタイプのサーキットで強さを発揮しているから、いい仕事をしていくつかポイントが獲れるとかなり自信を持っている」
「去年は3番グリッドを獲得したけれど、今年はそれは無理なことが分かっている。韓国GPでペナルティを受けたからだ」
「でもペナルティを乗り越えて、ドライバーズランキング9位の座に返り咲くことを目指し、やる気がすごく高まっている。もちろんチームがコンストラクターズ6位になるためのサポートをすべく全力を尽くしたい」