セルジオ・ペレスは、2014年からフェラーリに加入する可能性があったと認めている。
2010年の10月からフェラーリの若手育成プログラム「フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)」に所属してきたメキシコ出身のペレスは、今シーズン、フェリペ・マッサの後任として将来のフェラーリ入りが広く噂されていた。
だが、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロから経験不足を指摘されたペレスは、メルセデスへの移籍を決めたルイス・ハミルトンの後任として2013年からマクラーレンに加入する契約にサインした。
「2014年にフェラーリに入っていたかった」と、ペレスがエル・ムンド紙に語ったと、Motorsport.comが報じている。
ペレスは、モンツァでフェラーリ代表のステファノ・ドメニカリと話し合いを行った後、フェラーリでの将来にいい感触を得ていたとコメントしている。
「彼らは実際のところ僕に興味を持っていた。でも、今はそうじゃないけどね」と、彼は笑って答えている。
それでも、名門マクラーレン入りを決めたペレスは、「ベッドにジャンプして、友達とテキーラを飲んだよ」と、契約した日を振り返った。
ただ、彼の新たなボス、マーティン・ウィットマーシュは、まだ興奮するようなことではないと警告した。
「彼は来年、より多くのプレッシャーを背負ってオーストラリアにやって来るだろう」
「マクラーレンのドライバーであることは、さらなるプレッシャーにさらされるということだ。彼は、それを理解していると思っているかもしれないが、そうではないと思う」