モナコGP予選でクラッシュを喫し、決勝を欠場したザウバーのセルジオ・ペレスは、自分が走れなかったことは悔しいが、チームがいい結果を出して嬉しいと語った。
幸い大きなけがを免れ、30日に退院したペレスは、事故のことは完全には覚えていないと語った。
「Q3をどういう風にスタートしたのかは覚えているし、アクシデントの一部も覚えている。でも衝突し、救出が始まった後、何が起きたのか、しばらく記憶が飛んでいるんだ」とペレス。
「なぜ事故が起こったのか全く分からない。レースエンジニアには、マシンには全く問題はなかったと言われた。僕がちょっとラインを外れてしまったか、バンプの上でブレーキングをしたのかもしれない」
決勝ではザウバーからは小林可夢偉1台のみの出走となったが、可夢偉は12番グリッドから5位入賞を果たし、チームに10ポイントをもたらした。ペレスは日曜には病院でレースを見ていたという。
「病院で見ていたよ。走れないことがすごく悔しかった。でもチームがいい結果を上げたことはすごく嬉しい。またすぐ同じような結果が出せるはずだよ」