2011年F1第14戦シンガポールGPの公式予選Q2は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマーク。小林可夢偉はクラッシュを喫した。
予選トップ10入りを争うQ2では、上位勢が最初からスーパーソフトを投入し、ベッテルが1分44秒931というトップタイムをマーク。2番手以下にジェンソン・バトン、マーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソと続いた。
ただセッションは、開始5分過ぎに可夢偉がターン10でクラッシュを喫し、赤旗中断となってしまう。その後、セッションはほどなく再開されると、フェリペ・マッサが6番手、ミハエル・シューマッハー、ニコ・ロズベルグのメルセデス勢が6、7番手につけ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが8番手に入った。
その一方、トップ10を巡る最後の争いでは、エイドリアン・スーティルが9番手を獲得。可夢偉の脱落で一台体制となったザウバーはセルジオ・ペレスが最終ラップで10番手に飛び込んだが、直後にチェッカーを受けたポール・ディ・レスタがペレスのタイムを上回り、フォース・インディア2台が揃ってQ3進出を決めた。