2010年にホッケンハイムでドイツGPが開催されるかどうかの決定が来週に下されるようだ。
ホッケンハイムは1970年以降、31回にわたってドイツGPを開催してきた。現在はニュルブルクリンクと交互開催という形をとっており、来年ドイツGPはホッケンハイムに戻ってくる予定となっている。しかし赤字に苦しむホッケンハイム側は、2010年の開催を取りやめたいとの意向を示している。
しかしF1の商業権所有者であるバーニー・エクレストンは、ホッケンハイムをカレンダーに残すため、解決法を見いだそうとしている。
「我々は話し合いを行い、解決法を検討している」というエクレストンの発言が、ドイツのSIDによって伝えられている。
「うまくいくことを願っている。(結論が出るのは)おそらく来週になると思う」
一方、アルゼンチンが、将来F1を開催したいとの意向を明らかにした。アルゼンチンでは、1953年から1998年の間にアウトドローモ・オスカー・アルフレード・ガルベス・サーキットで21回のグランプリが開催されている。しかしエクレストンは、このサーキットは現在のF1の水準に達していないとして、来年の契約は無理だろうが、交渉は続けていると述べている。
「話し合いをしているところだ」とエクレストンが語ったと、DPAが報じている。
「2010年に状況が整うことはないだろうが、話し合いは行っている」
