ホンダF1復帰戦を前に、ホンダF1プロジェクト総責任者、新井康久氏は、マクラーレン・ホンダMP4-30の力を実戦で確認するのが楽しみだと語った。
プレシーズンテストの間、ホンダのF1新パワーユニットにいくつもの問題が発生、チームは満足な周回数をこなすことができなかった。さらにテスト中のクラッシュの影響で、フェルナンド・アロンソが開幕戦を欠場することも決まっている。
マクラーレン・ホンダはシーズン序盤は苦戦するという推測もなされているが、新井氏はパワーユニットは日々進化しているとして、新たな時代のスタートが楽しみだと語った。
「シーズン開幕を迎え、新たな時代がどのようにスタートするのかを目撃することに本当に興奮しています」と新井氏。
「冬季テストはとても短く感じました。新たに開発したパワーユニットがこのコースにどれだけフィットするのかを確認する時間はあまりありませんでしたが、パワーユニットからは日々重要なフィードバックを得てきましたし、ヘレスからバルセロナ、そしてメルボルンに向けて進化し続けています」
「コース上で自分たちの力を試し、何を達成できるのか確認するのが楽しみです」