ホンダは4日、今季WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するシビックWTCCのカラーリングを公開した。
WTCCでは今季からレギュレーションが改訂され、ワイドなオーバーフェンダーや大型のリヤウイングの装着が認められるほか、マクファーソンストラットのサスペンション形式や18インチタイヤ(昨年までは17インチ)の新採用、リストリクター径の拡大によるパワー向上など、大きな変貌の年となる。
そんな今季のWTCCには、昨年マニュファクチャラーズタイトルを獲得したホンダをはじめ、引き続きワークス体制で挑むロシアのラーダ、新たに参入するシトロエンのほか、13年チャンピオンマシンとなったシボレー・クルーズもRMLがオリジナルに製作する新型車両をカスタマーチームに供給する。
すでにホンダはシビックWTCCの2014年バージョンのテストを開始しており、シトロエンとも共同でテストを実施していたが、公開されていた画像はカモフラージュ模様となっており、マシンの全容は分かりづらいものとなっていた。
そんな中、4日からスタートするジュネーブショーに合わせ、ホンダはメインスポンサーであるカストロールカラーのシビックWTCCの画像を公開した。おなじみのグリーン、レッド、ホワイトのカラーリングの基調は変わらないが、昨年からはやや塗り分けのパターンが変化している。
今季のWTCC開幕戦は、4月12日〜13日にモロッコのマラケシュで迎える。