近い将来のF1復帰が噂されているホンダが、有力なパートナー候補とされるマクラーレンに無償でエンジンを供給するのではないかと欧州メディアが報じた。
motorsport.comによれば、ホンダが2015年からマクラーレンにエンジン供給を開始するのはもはや確実だと、ドイツ紙アウト・モーター・ウント・シュポルトの特派員マイケル・シュミットが明かしたという。
彼は、マクラーレンが来シーズン以降のメルセデスエンジンの契約交渉において、すでに延長の期限が過ぎたとも述べている。
ホンダは2008年限りでF1から撤退したが、ここ数年は2014年の新たなV6ターボエンジンの導入を機に、エンジンサプライヤーとしてF1に復帰するのではないかとたびたび報じられ、国内外から高い関心を集めている。
今回の情報では、ホンダがマクラーレンに対して無償でエンジンを供給するとされており、またその開発費は他の数チームとカスタマー契約を結ぶことで捻出。これには、すでにザウバーとロータスが興味を示しているという。
現在、ロータスのパートナーであるルノーの新V6ターボエンジンの価格は、新規定エンジンの中で最も高価になると考えられている。