ホンダは、今シーズンに投入する新型シビックWTCCのテストカー画像を公開、順調に開発プログラムが進んでいることをアピールした。
ホンダは先月17日、イタリアにあるリカルド・パレッティ・サーキットで、ガブリエル・タルキーニがフルスペックの2014年型シビックをシェイクダウン。その翌週には、スペインのモーターランド・アラゴンで4日間の本格テストに取り組み、タルキーニとティアゴ・モンテイロが問題点の洗い出しとデータ収集に励んだ。
「本当にドライブするのが楽しいマシンだ」とタルキーニはテストの感触について語っている。
「コーナリングではすごく速いし、より大きなタイヤやダウンフォースのおかげでかなりのグリップだしね。セットアップの変更はすべて敏感だった。このマシンをドライブするのは本当にチャレンジだね」
モンテイロも「非常に生産的な4日間だった」と述べ、「(ニューマシンは)2013年仕様とは全く異なっている。すぐにダウンフォースと軽量化を感じ取ることができた」と語っている。
また、新型シボレー・クルーズを開発しているRMLも、より実戦仕様に姿を変えたニューマシンを公開。RMLは現在、新レギュレーションに沿った6台のクルーズを製作中で、3月中旬のデリバリーに向けて作業を加速させている。