ホンダと2015年からのパワーユニットサプライヤー契約を結んだことを発表したマクラーレンの代表マーティン・ウィットマーシュが、ホンダのF1復帰はF1ファンにとって素晴らしいニュースであると語った。

 16日、マクラーレンとホンダは2015年から複数年にわたる契約を結んだことを明らかにした。マクラーレンはホンダのエンジンとエネルギー・リカバリー・システムを使用する。

 F1のエンジンレギュレーションは2014年に大きく変わり、1.6リッターV6ターボエンジンが使用される。

 マクラーレンとホンダの提携は「F1史上最高のパートナーシップのひとつ」であるというマクラーレンの代表ウィットマーシュは、ホンダへの歓迎の意、2015年にかける意気込みを語った。

「ホンダのF1復帰は、F1を愛する人々全員にとって最高のニュースだ」とウィットマーシュ。
「我々は手を携えてマクラーレンの歴史におけるエキサイティングな新たなチャプターを開始する」

「両者とも非常に過酷な旅をスタートすることは十分承知しているが、このパートナーシップの成功のために力を注いでいく。2015年の最初のグランプリに向けて完璧な準備を整え、競争力を確立するため、これからの18カ月、協力し合って仕事にあたっていく」

「マクラーレンとホンダの名はF1における成功と同義語である。両社のスタッフ全員の肩に過去の功績の重みがのしかかっている。しかしそれこそが我々が共有する野心と決意の証しである。我々はともにマクラーレン・ホンダを再びF1の頂点に導くことを目指す」

 ホンダはF1エンジンを栃木のR&Dで開発する。すでに新エンジンの開発作業はスタートしているという。

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