ホンダは18日、2010年のスーパーGT500クラスでHSV-010 GTのステアリングを握ることになる5台10人のドライバーを明らかにした。17号車REAL RACING以外でドライバーが変わっており、大きく様変わりすることとなった。
昨年までのNSX-GT同様、5台が2010年のスーパーGTに参戦することになるが、そのラインナップはこれまでと大きく変わることとなった。ARTAとチーム国光の間で、井出有治と伊沢拓也が入れ替わるように移籍。ラルフ・ファーマン/井出のARTA、伊沢はファーストドライバーとなり、2009年の全日本F3 Nクラス王者の山本尚貴と組むことに。
また、最大のトピックスとも言えるのが、童夢から道上龍が移籍することだろう。道上がEPSON NAKAJIMA RACINGに移籍し、こちらも入れ替わるようにロイック・デュバルが童夢に。フォーミュラ・ニッポンでNAKAJIMA RACINGに所属する小暮卓史とデュバルが童夢で組むこととなった。ダンロップタイヤの開発も担う道上は中山友貴と組む。
唯一ドライバーラインナップが変わらないのは、金石年弘/塚越広大のREAL RACING。今回のドライバーラインナップ決定について、ホンダの村松慶太モータースポーツ部長は「チームと我々の考え方をひとつひとつ話し合って、特色を出すように決定しました」と語っている。
2010年 SUPER GT参戦体制
ゼッケン チーム名
ドライバー
8 ARTA
ラルフ・ファーマン/井出 有治
17 リアルレーシング(REAL RACING)
金石 年弘/塚越 広大
18 童夢レーシング(DOME RACING)
小暮 卓史/ロイック・デュバル
32 ナカジマレーシング(NAKAJIMA RACING)
道上 龍/中山 友貴
100 チームクニミツ(Team Kunimitsu)
伊沢 拓也/山本 尚貴