レッドブルのボス、クリスチャン・ホーナーは、中国GPの決勝レースでチームオーダーに対し消極的な姿勢を見せたセバスチャン・ベッテルとチームとの関係悪化を否定している。
レッドブルは中国GP決勝の中盤、ベッテルに対して、後方に迫ったダニエル・リカルドに道を譲るよう指示。当初はオーダーに従う姿勢を見せなかったベッテルだが、リカルドが異なる戦略であることを告げられ、道を譲った。
ホーナーは、ベッテルの行動は多少問題ではあるものの、彼のようなコンペティティブなドライバーが安易にポジションを譲らないことは自然なことなのだと語っている。
「彼はレーシングドライバーだ。ファイティングスピリットを持っているからこそ、我々は彼らを起用している」とホーナー。
「“レーサー”でなければ、4度も世界選手権を制覇していないよ」
「もちろん、(ベッテルも)理解するために質問はするだろう。ただ、道を譲る理由をすぐに分かってくれた」
中国GPの終盤には、リカルドが3位のアロンソを追ったものの届かず、4位フィニッシュとなっている。この結果に対しホーナーは、ベッテルの後方で時間を失ったことがその原因であるとの考え方を退けている。
「そうは思わない」とホーナー。
「おそらく、あと1秒は縮めることができただろう。ただ、彼はチームにとって正しいことを行い、チームメイトを先行させた」
「対フェルナンドでは、引っかかったこともひとつの要因だ。ただ、このサーキットでのストレートスピードの不足を考えると、オーバーテイクはまったく別の話になっていただろう」
