研究開発部門責任者ヴォルフガング・デュルハイマーの後任に
ウォルフガング・ハッツが就任

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は11月29日の監査役会議において、ヴォルフガング・ハッツ(51)を取締役会のメンバーに任命しました。フォルクスワーゲングループのエンジンとトランスミッション開発部門の責任者を務めるハッツは、2011年2月1日より現在の役職に加え、ポルシェの研究開発部門を率いることになります。ポルシェの研究開発部門を去るヴォルフガング・デュルハイマー(52)は、ベントレーモーターズの会長およびブガッティS.A.の社長兼CEOに同時に就任し、さらにフォルクスワーゲングループのモータースポーツ部門担当ディレクターの責務も担います。

ポルシェAGの社長であるマティアス・ミューラーは、これまでの10年間に及ぶデュルハイマーの献身ぶりを称えています。「彼のリーダーシップの下で数多くのニューモデルとモデルシリーズが生み出され、ポルシェの世界的な成功と成長を促しました。カイエン、パナメーラ、そしてRSスパイダーレーシングカーは、いずれもヴォルフガング・デュルハイマーならではの特徴を備え、インテリジェントで効率的なスポーツカー開発の分野における卓越した技術力を証明しています。」

マティアス・ミューラーは、デュルハイマーの後任としてグループ内部から採用した「名高いエンジニアリングエキスパート」に信頼を表明しました。「ヴォルフガング・ハッツはフォルクスワーゲンにおいて長年の経験を積み、スポーツカー開発のコンピテンスセンターとしてのヴァイザッハの地位を強化するために必要な資質をもれなく備えています。」

ヴォルフガング・ハッツは、1983年から1989年までBMW AGおよびBMWモータースポーツにおいて、エンジン開発のエンジニアとプロジェクトリーダーを務めました。1989年にはポルシェに入社してさまざまな職務を経験し、とりわけF1エンジンの開発に関わりました。工学を学んだハッツは、1993年にクノールブレムゼで役職に就き、1995年にはオペルのモータースポーツ部門のテクニカルディレクターになり、その後、1997年にフィアットでエンジンとトランスミッションの開発部門責任者に就任しました。ハッツは2001年にフォルクスワーゲングループに加わり、ここでも2009年までアウディにおいてエンジンとトランスミッション開発部門の責任者を務め、それと同時に2007年2月から、フォルクスワーゲングループ内部で同じ職務を担ってきました。

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