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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.04.06 00:00
更新日: 2018.02.17 07:07

ポルシェカレラカップジャパン第2戦 決勝


プレスインフォメーション
2015年4月05日

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 – 第2戦 決勝レース レポート

岡山. 天候:雨 路面:ウェット 気温:16度 路面:16度(スタート時)

 4月5日(日)、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2015年シーズン第2戦決勝レースが開催される岡山国際サーキット(岡山県)は早朝から強い雨。レース中は時折雨が止む時間帯もあったが、コース上に水たまりが残る等、カレラカップパイロットとチームにはスタート時の戦略的なセッティングが求められる路面コンディションとなった。

 決勝スターティンググリッドのオーダーは、昨日の公式予選でのセカンドタイム順により、ポールポジションは#15元嶋佑弥、2番グリッドは#78近藤翼、以下、2列目は#12久保凛太郎と#19永井宏明、3列目はジェントルマンクラストップの#9武井真司と今年からオーバーオールでエントリーの#9星野敏、4列目はジェントルマンクラスの#24剛覇矢人と同#37久保田克明という順番だ。

 ウェットコンディションを受けて、決勝レースはローリングスタート方式に変更された。カップカーと呼ばれるPCCJ参戦マシン911 GT3 Cup (Type991)は、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)で、パワーは480馬力。まさにポルシェのアイデンティティたるキャラクターを持つレーシングカーだが、ハイパワーのRRゆえにウェットでのコントロールにはさらに繊細な感覚が求められるクルマでもある。ある程度様子を見ながらレースを進めていくか、あるいはそうした意識をチャンスと捉え、積極的に仕掛けていくか。各ドライバーの思案のしどころだ。

 10時ジャスト。セーフティカー(SC)が2周のフォーメーションラップを先導した後、決勝レースの正式スタートが切られた。最前列の元嶋と近藤は第1戦同様に「スタートを制したほうがレースを有利に進められる」と考えていた。特に近藤は第1戦をポールポジションでスタートしながらも、元嶋に先行を許しての2位フィニッシュ。「ここで優勝して、ポイントをタイに戻さないといけない」と元嶋の後を追う。そしてアトウッドカーブで仕掛けた近藤。2台は並走しながらコーナーを旋回。しかし、ここでは近藤のトライは実らず元嶋がポジションをキープ。