27日に決勝レースを迎える第96回インディアナポリス500マイルレース。今年のポールポジションを獲得したライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)は、ワイルドなレースになることを期待している。
ポールデーでわずか0.0023秒差でジェームス・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポーツ)を上回り、初のインディ500ポールポジションを獲得したブリスコ。彼は混戦になると予想されるレースで、勝利を目指して戦うことに期待してる。
「少しワイルドなレースになるだろうね。独走できる奴は誰もいないよ」とブリスコ。
「かなり厳しい500マイルになると思う。たくさんのオーバーテイクがあるだろうし、最終ラップのターン4が車でウイナーを予想することは難しいね。ミスをせず、よいピットストップができ、マシンを傷つけることなくすべてを遂行できたらいいと思っているよ」と語る。
エリオ・カストロネベスが開幕戦を勝利し、ウィル・パワーが第2戦から3連勝中とここまで無敗のチーム・ペンスキー。ポールのブリスコはもちろん、予選で3台ともにトップ6に入り決勝に挑むことになるが、ブリスコはインディ500で好調のアンドレッティ・オートスポーツの猛烈な挑戦にも期待しているようだ。
「アンドレッティのチームは常にここで強さを披露してきた。我々と同じくらい強いと感じているし、向こうのほうが強いクルマをたくさん持っているんじゃないかな」