今季末でウイリアムズを離脱することになったテクニカルディレクターのサム・マイケルは、来季は別のチームに移籍し、F1の世界にとどまることになるだろうと述べた。
ウイリアムズは今季期待外れのシーズンを送っており、その影響でマイケルは辞職し、今季末でチームを離れることを決めた。
「来年もF1に残るのは間違いない」とマイケルが語ったとF1SAが伝えている。
「どこで、というのはまだ分からない。それについては言えないよ」
「すでに他のチームから関心を示してもらっている。心強いね」
マイケルの辞職を受け、ルーベンス・バリチェロと以前ウイリアムズに所属していたマーク・ウエーバーは彼を弁護し、彼の能力を高く評価する発言を行っている。
ウイリアムズは新チーフエンジニアとして、マクラーレンの元テクニカルチーフであるマイク・コフランと契約を結んだ。コフランは2007年のスパイスキャンダルによりチームを去った。
マイケルは、チームが2012年の新たなテクニカルチームを作り、体制が整った後は、自分の役割は縮小していくかもしれないが、最後までプロとして仕事をやり遂げたいと語っている。