11月17日〜20日に行われる第58回マカオ・グランプリで同時に行われる『マカオGTカップ』が35台のエントリーを集め、多くの有力エントラントが名を連ねている。

 6日発表されたエントリーによれば、GTカップには35台がエントリー。多くは今季日本国内でも見ることができたGTアジアのメンバーとなっているが、それ以外にも多くの注目のエントリーが見られる。

 主な注目どころとしては、昨年2年連続でF3マカオGPを制し、今季アウディからDTMに参戦していたエドアルド・モルタラがアウディの準ワークス体制でアウディR8 LMS GT3をエントリー。R8 LMSはその他にも3台がエントリーしているが、1台は都筑晶裕駆るヒトツヤマ・レーシング、もう1台は欧米で幅広く活動しているユナイテッド・オートスポーツのマシンで、強力なチームが顔を揃えた。

 また、GRアジアからは、ダニー・ワッツがマクラーレンMP4-12C GT3でエントリー。アジア圏ではおそらくマクラーレンは初登場となりそうだ。また、アジアのGT3界の有力コンペティターであるディランタ・マラガムワ、澤圭太などのランボルギーニ・ガイヤルドも表彰台を争ってくることが予想される。

 さらに、日本からは藤井誠暢がアストンマーチンDBRS9でエントリー。また、小林賢二がポルシェ997 GT3カップでヒトツヤマ・レーシングからエントリーしており、GTMクラスのチャンピオンを狙うことになる。

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