更新日: 2018.02.23 16:04
マカオGPで山下健太が混戦を走り抜き9位に
2014年11月17日
第61回 F3マカオGP
「F3世界一決定戦」マカオGP
海外レース初挑戦の山下健太が混戦を走り抜き9位フィニッシュ
初挑戦のマカオGPで9位入賞を果たした山下健太(TOM'S) 11月13日(木)から16日(日)にかけて、中国特別区マカオの市街地特設コース、ギア・サーキットにて第61回マカオGPが開催された。
年に一度開催されるマカオGPのメインレースはF3。世界中でF3以上のカテゴリーを戦う若手ドライバーが参戦し、「F3世界一選手権」としての一面を持つ。今年もF3ユーロシリーズのチャンピオンを含むトップランカー、イギリスF3チャンピオンやF1のリザーブドライバーなど、明日のトップドライバー候補たる有望な若手ドライバーが多く参戦した。
このマカオGPに、全日本F3でランキング2位となった山下健太がトムスチームから初参戦。山下は昨年1年目ながらフォーミュラチャレンジ・ジャパンでタイトルを獲得し、今年、全日本F3選手権にステップアップすると、デビュー戦で勝利するなど活躍。F3デビューイヤーながら最終大会までタイトルを争った。
全長6.2kmのギア・サーキットは、コース幅が広く、ストレートがメインで高速な海側セクションと、非常に狭くテクニカルな山側セクションという二面性を持ち、市街地特設コース故にエスケープゾーンが全くないため、クラッシュも続出する難コース。
山下にとってはマカオは初挑戦。何度も挑戦しているドライバーに混じり、まずはこの屈指の難コースを習得するべく、4日間に及ぶレースウィークに臨んだ。