マクラーレンのF1マシンが近い将来、伝統カラーのオレンジに彩られるかもしれない。代表のマーティン・ウィットマーシュが示唆した。
マクラーレンは1997年以来、マシンのカラーリングにシルバーを採用してきたが、1960年代のCan-Am時代から彼らの伝統カラーはオレンジと決まっていた。2006年のオフテストでは、それまでタイトルスポンサーを務めていたWESTとの契約終了に伴い、オレンジカラーをまとったマシンを走らせている。
彼らは2014年以降、現在のエンジンパートナーである“シルバーアロー”と長期に渡る関係を断つと考えられており、今シーズン末にはタイトルスポンサーを務めるボーダフォンとも契約終了を迎える。
12日、ウィットマーシュはバルセロナにおいて、彼らが2015年からホンダエンジンを搭載するのではないかとの情報にはコメントできないと述べたが、それは既存のパートナーであるメルセデスとの「機密」だと明かした。
彼は、来年チームのタイトルスポンサーが変更になるのを機に、マクラーレンがオレンジに回帰するかもしれないと述べ、「そのアイデアはとても好きだ。オレンジは素晴らしい色だ、特にマクラーレンにとってはね」と、ロシアのウェブサイト「f1news.ru」に語ったと、Yallaf1が伝えている。
さらにウィットマーシュは、「この方向で進めるつもりだ」と続け、「幸運にもオレンジを好むスポンサーが見つかれば、F1で再びこのカラーを目にすることができるかもしれない」とも語っている。