ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは29日、イギリスのボーダフォン本社で2010年用のニューマシン、MP4-25を発表した。発表会にはワールドチャンピオンのジェンソン・バトン、そしてルイス・ハミルトンも登場した。
マクラーレンによれば、今回のニューマシンMP4-25は「今年の新しい規則に対応するため、空力的なオーバーホールと大きな燃料タンクが必要だった。我々のデザインチームはマシンのパフォーマンスを最大にするためのあらゆる調査を行った」という結果だという。
会見に登場、真新しいホワイトにレッドのスーツをまとったバトンは、「僕がこの1年間、ゼッケン1を着けて戦うことを誇りに思っている」と語る。
「それはすごく大きな責任を持っているが、同時にすごく大きな誇りでもある。テストの最初の日からマシンについて学び、チームとともに初レースに向けてマシンを開発していくつもりだ。前にも語ったと思うけれど、オフシーズンでのマシン開発がチャンピオンシップの結果を大きく左右するからね」
今季、チャンピオンチームのブラウンGPからマクラーレンに移籍することとなったバトンだが、「すごく大きなチームに所属することになったけれど、すでに自分の家のように感じている。今からマシンをドライブするのが待ちきれないよ!」とすでにチームと馴染んでいることをアピールしている。
また、ふたたびゼッケン2番をつけ戦うこととなったハミルトンは「僕はどれほどこのマシンに苦労が払われたか見てきた。僕たちは狂ったようにパフォーマンスを上げ、特別なものを見出したと思う」とマシンの仕上がりに自信をみせる。
「ジェンソンも僕も、ワールドチャンピオン経験者だ。そしてどちらも、チームのために伝説を勝ち取りたいと考えている。僕は今年、強力なドライバーラインナップが重要になると考えている。僕たちが強くあればあるほど、チャンスがあるからね」
発表会では冒頭、マクラーレンの代表であるマーティン・ウィットマーシュが登壇。ベイルにかけられたマシンの前でMP4-25の概要とコンセプト、そしてスポンサーを説明。「我々はハードワークを重ね、2010年シーズンを迎えた。皆に感謝したい」と語った。
技術陣の説明に続いて、ドライバーのふたり、ルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが登壇。マクラーレンのスーツに身を包んだふたりのドライバーがベイルを取ると、ゼッケン1番が誇らしげにつけられたMP4-25が姿を現した。
登場したマクラーレンMP4-25は、カラーリングの印象は昨年までと変わらないものの、大きくえぐれたサイドポッド下部や、リヤウイングまで伸びた有機的なドーサルフィンが目立つ。ノーズは昨年型に比べてシャープさを増した。28日に発表されたフェラーリF10とは異なる印象だ。
