FIAは公式サイトにて、4月29日に行われた世界モータースポーツ評議会(WMSC)でのマクラーレンの処分を発表した。この問題はオーストラリアGPにおいて、同チームのルイス・ハミルトンがトヨタのヤルノ・トゥルーリの追い越しに関し、2度にわたって偽証を行ったことについてのもの。
臨時に行われた評議会では、マクラーレンは5件のインターナショナル・スポーティングコードの151c項違反について認め、これを受けて下記の決定を下したとしている。
「マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュ氏がWMSCに対して行った率直で誠実な発言、彼が明らかにした組織内で行われた風土の変革を考慮し、WMSCは、適切と思われる処罰の適用を保留することに決定した」
「処罰はF1世界選手権の3戦から出場停止にするというものである。(しかしながら)これは本件に関しさらなる事実が明らかになった場合、あるいは12カ月以内に同チームが国際スポーツ法典第151c条にさらなる違反を犯した場合に限り、適用される」