マクラーレンのチームプリンシパルであるマーティン・ウィットマーシュは、今季ここまでチームは不振から抜け出せずにいるが、まだ来年の開発に集中することは考えていないと語った。
今年マシンを大幅に変更したマクラーレンは、パフォーマンス不足に苦しみ、5戦終了時点で29ポイント獲得にとどまり、コンストラクターズランキングで6位に沈んでいる。
レギュレーションが大きく変わる2014年に向け、今年はどのチームも早めに来年に多くのリソースを集中させていくことが予想されているが、ウィットマーシュはまだ2013年の戦いを諦めはしないと語った。
21日、ボーダフォンのインタビューイベントにおいて、2014年のプログラムにリソースを集中させつつあるかと質問され、ウィットマーシュは「ノー」と答え、それを否定した。
「(来年に向けて振り分けたリソースは)予定していたより少ないと思う。正直言って、今年のクルマの向上に取り組まなければならないからだ」
「まだシーズン序盤だ。諦めることができずにいる。我々はトップに立ちいい結果が出せると信じなければならない」
「それが時には我々の弱点にもなる。もう少し先になったら、(来年に集中することを)検討する必要があるだろうが、今のところ、このマシンを強くし、自分たちが期待しているような結果を出そうと決意を固めている」