ムジェロでのF1合同テストでマクラーレンが新しいノーズを試していたとドイツメディアが報じた。同チームは、タイヤマネジメントに役立つ新たなデバイスを開発しているとも伝えられている。
今年マクラーレンとマルシャのみがステップドノーズを採用しなかったが、シーズン開幕を迎えるとマクラーレンMP4-27は強さを発揮した。しかしその後、マクラーレンはたびたびタイヤに苦労し、バーレーンGPではルイス・ハミルトン8位、ジェンソン・バトンはノーポイントに終わっている。
ドイツのAuto Motor und Sportの報道としてYallaF1.comが伝えたところによると、マクラーレンはテスト最終日に「大幅に高くなった」新しいノーズのテストを行ったという。
また、マクラーレンは革新的なアジャスタブル・ブレーキダクトシステムを試していたのではないかとAuto Motor und Sportは推測している。このシステムは、ピットストップの際にメカニックが調整するもので、タイヤの温度を制御するために使用されるとみられている。
今季F1の戦いにおいて、ピレリタイヤをうまく扱うことが一番重要であると、マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは述べている。