マクラーレンは、現ウイリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルが2012年からスポーティングディレクターとしてチームに加わると明らかにした。
長くウイリアムズに在籍し、近年はテクニカルディレクターとしてチームを引っ張ってきたマイケルだが、今季は不振の責任をとるかたちでウイリアムズを去ることが決まっていた。
彼は、今年の韓国GPがウイリアムズでの最後の仕事になる予定だったが、チームは次のシンガポールを最後にマイケルがウイリアムズを離れると明らかにしている。
そのマイケルは来季、マクラーレンのスポーティングディレクターに就任することが決まった。
「マイケルは、チームのトラックオペレーションの開発とマネジメントを率いることに加え、シニアマネジメントチームにも加わる予定だ」とマクラーレンはコメントしている。
一方、マイケルは「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加わることになり、非常に興奮している」と語っている。
「レースは私の人生のすべてなんだ。マクラーレンがF1の偉大なひとつであることは知っている。私は、シニアテクニカルマネジメントの姿をすでに知っており、それに敬意をもっている。この優れたマネジメントチームの一員になることは、私が新しくこのポジションにつくことの魅力のひとつだった」