マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、偽証の罪に対して寛大な裁定を下したFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)に対し、感謝の意を表した。

 オーストラリアGPのヤルノ・トゥルーリの追い越しについて2度にわたって偽証を行ったマクラーレンには、今シーズンからの除外という厳罰が科せられることも予想されていた。しかし29日にウィットマーシュから聴取を行った後、WMSCは執行猶予付きの処罰を決めた。
 WMSCは以下のような声明を発表している。
「マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュ氏がWMSCに対して行った率直で誠実な発言、彼が明らかにした組織内で行われた風土の変革を考慮し、WMSCは、適切と思われる処罰の適用を保留することに決定した」
「処罰はF1世界選手権の3戦を出場停止にするというものである。(しかしながら)これは本件に関しさらなる事実が明らかになった場合、あるいは12カ月以内に同チームが国際スポーツ法典第151c条にさらなる違反を犯した場合に限り、適用される」

 これに対し、マクラーレンは声明を発表、その中で、この決定を受け入れ、WMSCのメンバーに感謝する旨述べている。
「FIA世界モータースポーツ評議会のメンバーが、今朝彼らの質問に対して答弁を行う機会を私に与えてくれたことに感謝したい」とウィットマーシュはコメントしている。
「我々がオーストラリアとマレーシアで重大な過ちを犯したことは認識している。従って私は、この過ちに関して再度謝罪を行うことができて非常に嬉しい。このような過ちは二度と起こさないとの考えの下に我々は適切な対応を行ったということを、FIA世界モータースポーツ評議会のメンバーに対して保証することができたことも喜ばしく思う」

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