マクラーレンのスポーティングディレクター、サム・マイケルが、しばしばアグレッシブすぎるアクションをとると批判を受けているセルジオ・ペレスを弁護し、賞賛した。

 ここ数戦のペレスは、決勝で他のマシンにアグレッシブなオーバーテイクを仕掛け、チームメイトのジェンソン・バトン、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソらから批判されている。
 モナコでペレスと接触した結果、貴重なポイントを失ったライコネンは、ドライバーたちはペレスに話をすべきだと思うかと聞かれ「無駄だろうね」と答え「誰かがあいつの顔を殴るべきなのかも」と発言している。

 しかしサム・マイケルは、マクラーレンはペレスの走りに満足しており、彼が問題ある走りをしているとは思わないと述べた。

「結局は彼はレーシングドライバーであり、レースをしているのだ」とマイケルは5日、ボーダフォンのインタビューイベントにおいて述べた。

「(モナコの)レースの仕方は明らかに激しかったが、それがF1というものだ」
「今の彼のレースの仕方、彼が行っていることを、マクラーレンは支持している。我々は100パーセント彼をサポートしている」

「彼らドライバーたち全員が、彼と同じ動きをキャリアのさまざまな段階でやったことがある。最近まで同じ動きをしていた者もいる」
「モナコのシケインにおけるオーバーテイクのチャンスは、チェコが生まれるずっと前からドライバーたちが利用していたものだ。彼は新しいことをやったわけではない」

「彼は自分自身のポジションのために戦い、自分自身の力を証明している。彼はレースをしている。他のドライバーたちも自分自身のレースをしている。それがF1だ」

「23歳で、チームメイトは自分より10年以上経験があるワールドチャンピオンだ。その状況でチェコはよくやっている」

 今季マクラーレンに移籍して間もないペレスに対し、チームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュは、もっとアグレッシブな走りをするよう求めた。
「彼は今まで非常に行儀がよかった。もう少し強く出る必要がある」とウィットマーシュは中国GP後に述べている。

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