2015年からホンダエンジンを搭載することを明らかにしたマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表は、ホンダとのパートナーシップを必ず成功させ、再度栄光を手にすると述べた。

 16日、ホンダは都内で緊急記者会見を行い、2015年からマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰することを正式に発表した。この会見には、マクラーレン代表のウィットマーシュもイギリスから駆けつけ、ホンダのF1復帰を歓迎した。

「本日、歴史に残る、あのホンダ・マクラーレンF1パートナーシップの新たな章の幕開けを発表でき、大変光栄に思っている」とウィットマーシュ。
「ホンダ、マクラーレンのパートナーシップと言えば成功そのもの。1980年代から90年代にかけ、ともにグランプリ44勝、ワールドチャンピオン18回優勝の栄光に輝いた。1988年には歴代最強のF1カーであるマクラーレン・ホンダMP4/4を生みだし、アイルトン・セナとアラン・プロストのドライブのもと、16戦中15勝した」
「マクラーレンとホンダは、また新たな非常にエキサイティングな冒険の途につく。マクラーレンおよびF1を愛する人々を代表し、ホンダのF1参戦を心から歓迎する。両者にとって過去の栄光を背負っての門出となる」

 ウィットマーシュは、ホンダと永続的なパートナーシップを築き上げ、再び成功を収めると強い決意を示した。
「マクラーレンと同様、ホンダにはモーターレーシングスピリットが脈々と流れている。それは、過去の栄光を再びこの手にし、再度頂点に立ちたい、という切に願う我々共通の鼓動だ。我々は業界をリードする技術、イノベーション、そして性能への揺らぎないコミットメントを共有している。世界有数の研究開発力と技術力に下支えされ、サーキットでの結果を出せる永続的パートナーシップを築き上げていく」

「ホンダは世界の技術の巨匠と評されているが、その熱意と専門性はエンジン技術の開発にあると言える。ホンダは過給エンジンのメーカーとして、他社を寄せつけない実績を持ち、F1で更なる成功を追い求める、マクラーレンにとっては最良のエンジニアパートナーだ。挑戦に満ちた旅路であることは共に重々承知している」

「F1は非常に過酷なスポーツであり、年々競争が激化している。しかし、我々はこのパートーシップを必ずや成功させ、最終目標である優勝を手にするつもりだ。強い意志と卓越した技術的知識をもってすれば、いかなる挑戦も克服できる自信がある」

「両者には誇るべき実績、素晴らしいパートナーシップのもと、世界の最高峰に立った歴史がある。あれから数十年の時が流れたにもかかわらず、共に刻んだあのF1の瞬間はいまだに語り継がれている。ホンダとマクラーレンは、この栄えある歴史を胸に再度栄光を手にするために邁進していく」

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