ロータス同様、マクラーレンもダブルDRSに類似したシステムをベルギーGPに持ち込むのではないかといわれている。
今月初め、マクラーレンのスポーティングディレクターであるサム・マイケルは、ダブルDRSの開発について、次のようにコメントした。
「ロータスのようなものではないが、我々にも類似したシステムがある。だがこれを導入する機会があるかどうかはまだ分からない」
「すべてのプログラムをチェックし、実行可能かどうかを検討する。作業が必要となり、通常のアップデートにかけられる労力が減るからだ。だからこのシステムをうまく機能させるのはかなり難しい」
「だがF1では常にそうだが、何か新しいものが目につけば、それに飛びつき分析する。それがチームにとって役に立つと判断すれば、レースで使用する」
今季メルセデスが新たに開発したダブルDRSは、DRSを使用している時に直線スピードを向上させる効果を持つ。ロータスはすでに独自のシステムを開発してテストを行い、ベルギーGPで実戦投入する可能性がある。
ブラジルのO Estado de S.Pauloの記者リビオ・オリチオの報道としてmotorsport.comが伝えたところによると、マクラーレンもベルギーGPにダブルDRSと似たデバイスを持ち込む予定であるということだ。