マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表は、テクニカルディレクターのパディ・ロウが2013年もチームに留まると述べる一方で、それ以降については定かではないと語った。
ロウについては、メルセデスが今季の組織再編の強化策として彼をマクラーレンから引き抜くのではないかとうわさされていた。
しかし、マクラーレンのウィットマーシュは新車MP4-28の発表会の席で、ロウは今年もチームのメンバーであると述べた。
「ひとつ確実なのは、パディがもう1年、チームの一員であるということだ」とウィットマーシュ。
「ただ、それ以降のことは定かではない」
「我々は近い将来に何らかの確実なものを手にするつもりだ」
ウィットマーシュは、ロウが発表会に不在だったことを尋ねられると、次のように答えている。
「明らかに、多くのメディアから関心が寄せられているからね」
「私はパディが仕事に集中するほうが良いと思った」
「彼はチームの同僚たちを困らせたくないと思い、彼自身がこの場にいることが適切ではないと感じ判断したのだろう」
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