今週末に開かれる国際F3レース、マスターズF3に出場する関口雄飛は、ひさびさのF3レースにもかかわらず、本番では結果を出すと力強く語った。

 今季、国内最高峰のスーパーGT500クラスにステップアップし、本山哲とともにチャンピオンマシンのREITO MOLA GT-Rをドライブする関口は、今週末にオランダのザントフールトで開かれる伝統の国際F3レース「RTL GP マスターズ・オブF3」に、古巣のミュッケ・モータースポーツから出場する。
 2011年の全日本F3チャンピオンでもある関口は、同年のマカオGP以来となるひさびさのF3レースを戦うが、彼の戦いぶりには大きな注目が集まっている。

「久しぶりのF3レースを目前に控えて、いまはとてもワクワクしています」と関口は、自身がドライブするダラーラ F312 メルセデスを前に語っている。
「僕はザントフールトでのレース経験こそありませんが、チームは2011年のマカオGPを一緒に戦って気心が知れたミュッケ・モータースポーツです。彼らはザントフールトのデータを持っていますし、2011年マスターズF3の優勝チームなので期待しています」

 関口は、今回のマスターズに加え、11月に行われる“F3世界一決定戦”マカオGPにも同チームから出場することになっているが、多くのファンの応援に決意を新たにしている。
「今回の参戦に関しては短期間で調整する必要があり、F3レースが目前に迫ったいまもスケジュールに追われています。6月28日の正式発表直後よりたくさんの方から励ましのメッセージをいろいろな形で受け取りましたが、ひとつひとつにお応えできず心苦しく思っています。メッセージを寄せてくださった皆様には結果でお応えします」

 マスターズF3は1991年にスタートし、この年は元F1ドライバーのデイビッド・クルサードが優勝。その後も、ヨス・フェルスタッペン(1993年)、佐藤琢磨(2001年)、ルイス・ハミルトン(2005年)、ポール・ディ・レスタ(2006年)、ニコ・ヒュルケンベルク(2007年)、ジュール・ビアンキ(2008年)、バルテッリ・ボッタス(2009年、2010年)と、多くのF1ドライバーが栄冠を手にしている。

 レースは5日(現地時間)に開幕。6日に予選が行われ、7日13時から25周の決勝レースが行われる。

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