フェリペ・マッサのマネージャー、ニコラ・トッドが、2011年に向けて現在の所属チーム、フェラーリに加え、ルノーとも交渉を開始したようだ。マッサは今季末でフェラーリとの契約が切れるが、来年以降残留するかどうかは今のところ不明だ。

 マッサは2006年にフェラーリのレースドライバーとなり、ミハエル・シューマッハーやキミ・ライコネンといった強力なドライバーたちのチームメイトを務めてきた。今年フェルナンド・アロンソが加入したが、マッサがシンガポールゲートについてアロンソを中傷するような発言を行って以来、両者の関係はあまりよくないとも言われており、中国GPでアロンソがピットレーン入口で強引にマッサを抜いたことでさらに緊張が高まっているという推測もある。
 マッサはここまでのところアロンソほどのパフォーマンスを発揮できずにおり、来季契約更新はなされないのではないかとの見方が出てきている。

「フェラーリがすごく気に入っている」とマッサはフィンランドのトゥルン・サノマット紙に対してコメントしている。
「チームの全員を知っているし、全員が僕のことを知っている。でも速いマシンを持った他のチームが僕に興味を持ってくれているのだとしたら、それは心強いことだよね。一番の目標はフェラーリに残ることだけど、それが無理なら他を探すよ」

 マッサに代わる候補としては、ルノーのロバート・クビカとレッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーがウワサに上っている。先日、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロはアロンソを賞賛する一方でマッサについてはあまり語らず、ウワサに拍車をかけたが、チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリは、「我々はマッサを信じている。彼はいい仕事をしている」と発言している。

「大事なのはチームの中で自分の仕事をすること、そして将来についてどのように準備をするかだ」とマッサはフランスのル・ヌーベル・オプセルバトゥール誌に対してコメントしている。
「僕は(2006年に)加入した時、ミハエルと組んだ。キミとも組んだし、今はフェルナンドと一緒にやっている。彼らは全員強力なドライバーだ。僕はチームにとても尊重されていると感じている。それは大事なことだよ」

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