フェリペ・マッサが、自らが主催するブラジルでのカートレースに出場、第2レースで優勝し、総合成績ではミハエル・シューマッハーに続く2位を獲得した。
マッサが7年前から主催している“インターナショナル・チャンピオン・チャレンジ”が、先週末ブラジルのフロリアノポリスで開催され、今年のハンガリーGPで怪我を負い、シーズン後半戦を欠場したマッサが出場、久々にレースに復帰した。
マッサは第1レース、11番グリッドから3位を獲得、第2レースでは6番グリッドから優勝を獲得した。このイベントにはシューマッハーも出場、両レースの合計点(42点)により、総合優勝を獲得した。2位はマッサ、3位はビットール・メイラだった。
「素晴らしいイベントだった。おそらく世界で最も重要なカートイベントだよ」とマッサはフェラーリ公式サイトにおいて語っている。
「僕は事故前と同じようにコンペティティブであるということを証明することができ、満足している。少しでも疑問があったのだとすれば、それに対する答えを出せたと思う。終盤、ミハエルと熾烈なバトルを繰り広げたけれど、彼の方が少しだけ速かった。でも僕もよくやったよ」
シューマッハーは2007年に続く総合優勝を勝ち取った。
「フェリペと一緒に表彰台の1位と2位の場所に上るなんて、昔に戻ったような感じだった」とシューマッハー。
「とても嬉しいし、彼を誇りに思う。参加した僕ら全員にとって素晴らしいレースであり、美しい一日だった」
