フェラーリのフェリペ・マッサは、フェラーリF10には満足しているものの、他のマシンと比べて最強とはいえず、フェラーリはトップグループの中のひとつにすぎないと述べた。
先週のバルセロナテストで、シーズンオフテストはすべて終了した。4日間の日程の中で、前半の2日間をフェルナンド・アロンソ、後半の2日間をマッサが担当し、マッサがテストプログラムを締めくくった。
27日は時折雨が降る不安定な天候となったが、マッサはセッティング、レースシミュレーションに取り組み、115周を走破、5番手となる1分22秒344のタイムをマークした。
ドライコンディションとなった28日は、マッサはセッティングや空力のさまざまなソリューションの評価、予選シミュレーション、ロングランでのタイヤテストなどを行い、114周を走りこみ、1分20秒539で3番手となっている。
「今月初めに予定していたことを完了できた」とテスト最終日を終えたマッサは述べている。
「ここまでの仕事にはとても満足している。僕らはコンペティティブなマシンを作ることを目指し、その目標を達成した。信頼性のレベルも高い。これは非常に重要だ」
「誰が一番いい働きをしたのか判断するのは難しい。今日のタイムシートでは(ルイス・)ハミルトンがベストだけれど、皆のタイムがかなり接近していて、コンマ数秒の差しかない」
「予選シミュレーションをしている時も、燃料をたくさん積んで走っている時も、自分のマシンにはとても満足している。テストで好調なグループに僕らも属していると思う。テスト最終日には予選シミュレーションをやっているチームがいて、そこで少し見えたものがあった」
「僕らが最強だという人々もいるが、僕はそれには同意しない。何チームか好調なチームがいて、その中に僕らもいるという状況だと思う。僕らはバーレーンで勝ちにいけるという確証を持ってはいない。でも、優勝争いに絡めることは分かっているよ」
「今回はいくつか空力アップデートを持ち込み、そのおかげでマシンのパフォーマンスが向上した。僕らはこの方向性で作業を進めていく必要がある。今ではなく、一年が終わる時に他より上にいることが大事だ。マシンについても同じことがいえる」
「僕はこれまでフェラーリの強力なシングルシーターをいくつもドライブしてきた。本当にラッキーだったと思う。F10がこれまで乗ったものよりさらにいいマシンかどうかは、最終戦のアブダビの後になってみなければ分からないね」
