フェリペ・マッサは、フェラーリはハンガリーGPで苦戦するという人々の予想が外れ、いい週末を過ごせることを期待していると語った。
ハンガロリンクはF138との相性が悪いサーキットであると見られており、しかもオーバーテイクが極めて難しく、予選を不得意とするフェラーリは苦労するものとみられている。
しかしマッサは、必ずしもそうとは言い切れないと、期待を示した。
「僕らのマシンの特性はこのサーキットにあまり合わないとか、ここで僕らが勝つのは難しいとか言われているのは知っている」とマッサはフェラーリの公式サイトにおいて語っている。
「でも僕にはその評価が正しいとは断言できない。僕らのマシンが強力だと予想されていたサーキットでそうでなかったことがあり、その逆もある。重要なのは、マシンの反応をできるだけ早く正確に理解することだ」
「このサーキットでは高いダウンフォースが要求される。ここではストレートスピードはそれほど重要じゃないんだ。安定性が高く、タイヤに優しくデグラデーションが起こりづらいマシンが必要だ」
「僕らは競争力を発揮できると思う。人々が予想しているのと逆の形で週末が進むといいね」