フェリペ・マッサは、フェラーリから離れることがはっきりし、フェルナンド・アロンソのタイトル獲得の可能性がほぼなくなったことから、今は楽しんでレースをしていると語った。
イタリアGP後、フェラーリは2014年にマッサの代わりにキミ・ライコネンを起用することを発表した。
その後、マッサは、今後はアロンソのタイトル争いのサポートをするつもりはないと述べ、レッドブルが圧倒的に速い今、自分がアロンソを助けようと思っても助ける術はないとも発言した。
状況が変わった後、レースを楽しんでいるかとの質問に対してマッサは「もちろんだ。すごく楽しんでいる」と答えた。
「前にも言ったけど、僕にやれることはもうほとんどない。フェルナンドを助けられるものがあるとしたら、それはセバスチャン(・ベッテル)の状況だ。僕ではない。それが現状だ」
「(シンガポールで)ベッテルは他の誰よりも、少なくとも1秒は速かった。彼が優勝することは分かっていたことだ」
「ほとんどのチームがこれからシーズン終盤まで(今季の)マシンの開発は行わない。だから状況はずっと変わらないだろう。(ベッテルは)最終戦までずっと競争力あるマシンで走ることになる」