2013年F1モナコGPの土曜予選で、フェラーリのフェリペ・マッサは走行することができなかった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェリペ・マッサ 予選=22位(ノータイム)
予選で走ることができずがっかりしている。本当に悔しい。
午前中の最後のプラクティスで、バンプの上でブレーキを踏んだら、マシンがボトミングし、思いがけなく両方のフロントホイールがロックアップした。あまり起こらないことだ。普通はひとつのホイールしかロックしない。
その後、ウォールに突っ込んだ。ウォールにクルマが向かっている間は、いい気分ではなかったよ。
データを見た。正直な話、ブレーキを踏んだ時、木曜より低いギヤで走っていた。フロントタイヤ両方がロックしたが、そんなことが起きるなんてすごく奇妙だ。
幸い体は問題ない。少し筋肉を痛めただけだ。でもクルマの方はひどいダメージを負った。予選に修理を間に合わせるためメカニックたちは頑張ってくれたが不可能だった。皆懸命に作業に取り組んでくれたけれど、やるべきことがたくさんあった。彼らには本当に感謝している。
オーバーテイクが極めて難しいコースで後方からスタートすることになったのは本当に残念だ。でも前向きな気持ちを保ち、明日のレースに集中する必要がある。セッティングや戦略を変更し、自分たちのアドバンテージにつながるような別の手段を見つけ出さなければならない。それを検討するために、たくさんの作業に取り組む必要がある。
とても難しいポジションからスタートすることは分かっているが、レースは長く、何が起こるか分からない。すべてのチャンスを最大限に活用し、いつもどおり全力でプッシュするつもりだよ。
