ハンガリーGPで怪我を負い、療養していたフェリペ・マッサが、フェラーリF2007をテストすることが、条件付きで許可された。
今のF1ではシーズン中のF1テストは禁じられているが、FIAは、GP2タイヤを使用する等の条件で、マッサがマラネロで2007年型マシンを走らせることを認めたと、BBCが報じている。
マッサは怪我から順調に回復しており、先週はカートをドライブし、今週にはフェラーリのシミュレーターを使用する予定となっている。
マッサのF1テストに関し、FIAは、このテストには2009年型マシンおよびそのパーツは一切使用されず、タイヤはGP2のものが装着される旨を明らかにしている。
マッサに近い筋からBBCスポーツが得た情報によると、マッサは今季最終戦アブダビGPへの復帰を望んでいるという。フェラーリは以前、マッサの今季中の復帰はないと示唆していたものの、最近チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリは、マッサの復帰について、autosport.comに対し、「ブラジルで走る予定はないということは言える。アブダビについては、きわめて可能性は低いだろう。目標は主に来年のバーレーンに置いている」と語っており、最終戦での復帰を100パーセント否定してはいない。
