レッドブルのチームオーナー、ディートリッヒ・マテシッツは、今季レッドブルがタイトルを失うことをファンが期待していることは、理解できると語った。
2010年から3年連続でドライバーズとコンストラクターズの両選手権を制しているレッドブルは、2013年も4年連続となるダブルタイトル獲得を目指している。
しかしマテシッツは、レッドブルが2013年のタイトル争いに敗れるのをF1ファンの多くが見たがっていると認めた。
「その欲求は理解できるよ」とマテシッツ。
「だが、我々がそれを防ごうと努力することも当然のことだ」
マテシッツは、F1のような“スポーツ”がエナジードリンクメーカーであるレッドブルの予算にとって「常に重要な部分」であると述べ、今後2輪へ参入することも除外していないと語った。
「MotoGPは常に私を魅了してきた素晴らしいスポーツだ」と語るマテシッツは、レッドブルの参入が「確かにあり得る」と認めている。