マノー・グランプリのチームプリンシパル、ジョン・ブースの発言から、GP2ドライバーであり、ルノーのテストドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシが、マノー・グランプリと契約し、2010年にティモ・グロックのチームメイトになるのではとの推測が持ち上がっている。

 マノーは、ヴァージン・グループとタイトルスポンサー契約を結び、ヴァージンF1の名称で来季F1にデビューするものと見られている。ディ・グラッシは2005年、F3ユーロシリーズ時代にマノーで戦い、ルイス・ハミルトンとエイドリアン・スーティルに次ぐランキング3位となり、セバスチャン・ベッテルを上まわる順位を獲得、また、マカオGPでは優勝も挙げている。
 その後GP2に昇格したディ・グラッシは、過去3年の同シリーズでは、毎年異なるチームで戦いながら、ランキングは常にトップ3に入っている。

 ディ・グラッシ本人は来季F1参戦のチャンスは十分あるとコメントしており、ブースは、ディ・グラッシと共に成し遂げた2005年マカオGPでの勝利は“自分のレーシングキャリアのハイライトであり、最高の勝利だった”と述べている。

「できれば2週間ぐらいのうちにはセカンドドライバーを発表したい」とブースはサウスチャイナ・モーニングポストに対してコメントした。
「以前マカオGPで勝ったことがある人物になる可能性がある」
 この条件に当てはまるドライバーとして、マイク・コンウェイと佐藤琢磨の名前も推測に上っている。

 一方、ブースは、ヴァージンとのウワサについては近いうちに何らかの発表があるとほのめかした。
「それについてはコメントできない。今後2週間のうちに企業の商業タイアップについて発表がある予定だ」

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