2011年にユーロF3シリーズのランキング2位となったマルコ・ウィットマンが、2012年からDTMドイツツーリングカー選手権に参戦するBMWのリザーブドライバーに就任した。
22歳になるドイツ人ドライバーのウィットマンは、昨年ユーロF3でランキング2位。12月にはモンテブランコでDTMのテストを行っていたウィットマンは今季、BMW M3 DTMのテストの機会をシーズン中に何回か与えられることになるという。
「僕はフォーミュラBMWで過ごしていた頃から、BMWと素晴らしい関係を続けているんだ。BMWのテストドライバーに選んでもらってとても幸せだし、もちろん与えられた仕事の中でたくさんの事を学んでいきたい」とウィットマン。
ウィットマンはこのDTMでのリザーブの役割に加えて、BMWのカスタマーGTプログラムのためにさまざまなレースに参加するという。その中にはニュルブルクリンク24時間やブランパン耐久シリーズ、FIA GT1などが含まれる。
「マルコのような才能豊かなドライバーを、我々のGTプログラムに迎えることができて光栄だ」と語るのはBMWモータースポーツのジェンス・マルカルト。
「マルコはDTMテストでも非常に印象的な走りを披露してくれたからね。だからこそBMWの6人のDTMドライバーのサポートに据えたんだ。彼には価値あるプログラムをこなしてもらう」