マルシャF1チームは18日、2013年のセカンドドライバーとして新人のマックス・チルトンを起用することを正式に発表した。
イギリス人ドライバーのチルトンは現在21歳で、今シーズンは日本GP以降の6戦でマルシャのリザーブドライバーを務めていた。
また、今季参戦したGP2ではランキング4位を獲得。彼の父親はエーオン・インシュアランス・グループの副会長で、チルトンはマルシャに1150万ユーロ(約12億7000万円)の資金をもたらすとも噂されている。
チルトンについては先日、マルシャ・モーターズ社長のニコライ・フォメンコが、今季のドライバー、シャルル・ピックに代わってチルトンを2013年に走らせると認めていた。
なお、マルシャのエースドライバーであるティモ・グロックは、2011年にチームと3年契約を結んでおり、2014年末まで残留することが決まっている。そのため、マルシャのシートはこれで確定したことになり、残る2013年のシートはフォース・インディアとケータハムのひとつづつとなった。