マルシャのグレーム・ロードンは、F1にサードカーを導入することは有害になると述べ、このスポーツには小規模チームの存在が不可欠だと語った。
今年始め、将来においてビッグチームがカスタマーカーを走らせるようと密かに動いていたことが発覚し、より小さいチームがF1から閉め出されるのではないかとの懸念が生じた。
特にフェラーリは、近年このサードカー案を積極的に支持しているチームのひとつで、彼らはF1がよりコンペティティブになると主張している。
しかし、マルシャのスポーティングディレクターであるロードンは、たとえグリッドの数が変わらなかったとしても、ファンはチームの数が減ることを望まないだろうと語った。
「チームに多様性があれば、F1の将来はファンにとってより豊かで明るいものになるだろう」
「F1はチームスポーツだ。ドライバーはヒーローだがこれはチームゲームであり、チーム数の減少は競争が失われることに等しいんだ」
マルシャは、ケータハムと合併交渉を行ったことが明らかになっているが、このアイデアは実現しなかった。