ウイリアムズのパストール・マルドナドは、パット・シモンズがチーフテクニカルオフィサーとして加入することで、時間はかかってもチームは前進するはずだと語った。
今季のウイリアムズは不調から抜け出せずにおり、第9戦を終えた段階でいまだノーポイントで、コンストラクターズ選手権9位に沈んでいる。
先週ウイリアムズは、2011年に契約したマイク・コフランがテクニカルディレクターのポジションから退き、直ちにチームから離脱、8月19日付けでシモンズがチーフテクニカルオフィサーとしてチームに加入することを明らかにした。
シモンズはF1の30年のキャリアの中で、ミハエル・シューマッハーやフェルナンド・アロンソと共に大きな成功を収めており、最近ではマルシャでテクニカルコンサルタントを務めていた。
「パットが加入することで、とても興味深い動きがあると思う」とマルドナド。
「彼は新しくチームに加わるわけだから、すべてをうまく機能させるにはある程度時間が必要だろう」
「でも彼は過去に大きな成功を収めている、とても優秀な人物だ。協力し合って努力し、改善し、シーズン中に何かいい結果を出したいと思っている」
マルドナドは、ウイリアムズの決勝でのパフォーマンスには自信を持っており、予選ペースを向上させられれば安定してポイントを狙えるようになると語った。
「予選で0.5秒縮められれば、もう少し前のグリッドからスタートできる」
「僕らのレースペースはすごく安定している。最速ではないかもしれないが、最も安定しているマシンのひとつなんだ。デグラデーションの面でも僕らはすごく優れている」
「去年僕はレースの状況をとてもうまくコントロールできていた。予選パフォーマンスが向上すれば、常に入賞できるようになると思う」