1992年のF1世界チャンピオン、ナイジェル・マンセルが、ワールドシリーズbyルノーが行われたシルバーストンで、同シリーズのマシンを初めてドライブした。
マンセルは、日曜の決勝後に行うデモ走行に先立って、金曜プラクティスの前に、今季息子のグレッグがドライブしているアルティミット・モータースポーツのダラーラを初めてドライブした。
「マシンを貸してくれたグレッグに感謝しなければね」とマンセル。
「彼は予選前に私がマシンに乗ることをとても心配していた。でもここにいる皆が見ていたと思うが、マシンは問題なかったよ。スピンも何も起こらなかった。マシンに感謝だ!」
「それから、日曜のデモンストレーションの準備として、数周走らせることを許可してくれたルノーにもお礼を言いたい」
「素晴らしい経験だった。ルノーパワーのフィーリングは本当にいつも素晴らしい。92年にルノーでワールドチャンピオンになったのは私にとって特別な経験だった。F1に近いオープンホイールカーに再び乗ることができ、とても嬉しかった。マシンのフィーリングは素晴らしかったし、本当にすごい経験だった」
「マシンの中は少し狭かったね。1周目に一番大変だったのは、ベケッツに進入する時に、いつもどおりブレーキングしようとしてペダルを踏み込んだら、加速したことだ。あれにはびっくりしたよ。左足ではなく、右足を使ったんだ。幸い、ペースを緩めていたから止まれたけれど、左足ブレーキを含め、このマシンのいろんなことに慣れるのは、本当に難しかった。でも完璧にできたと思うから、満足しているよ」
